LIFETIME HEAVY-DUTY OUTDOOR STORAGE DECK BOX (150 GALLON) - 屋外用の収納ボックス

ちょうど屋外の物置を探していたところ、コストコLIFETIME社の屋外用の物置箱が安かった(¥15,380)ので購入。

f:id:knjname:20190505005421p:plain:w400

Amazon CAPTCHA

屋外の物置用の丈夫な樹脂製の幅広の背が低い箱で、上に座ることもできます。人一人入るぐらいの結構大きな箱(横幅150cm)です。

箱はガススプリングの補助で開けやすくなっており、また、箱の口に南京錠などをつけることが可能で、セキュリティも確保することができます。蓋もきちんと閉めることができ、雨風はまず問題ないと思います。ちなみに、中に水がたまった時用の穴はありません。

組み立ては、英語のマニュアルを頼りに下記の工具を用いながら組むことになります。

  • ドリルドライバー(電動ドライバー)
  • ゴムハンマー
  • 適当なレンチとかああいうの

難易度としては市販の組み立て家具よりはおそらく難しいです。

電動工具はおそらく必須で、樹脂がうっすら薄くなっているようなところを付属のネジで貫通させる作業がたくさんあります。

また、対になっている六角のボルトを片方ペンチなどで固定しながら締め上げるという作業もあります。こういった組み上げの常識(?)はあまり説明されないので、適当に理解して行う必要があります。必要に応じて公式などの動画を参照してください。

www.youtube.com

ゴムハンマーは度々部品をはめ込んだりする際に力を加えるのに使います。手じゃ無理な場面はたくさんあるので、あったほうがいいです。

基本的に一人で組み立て可能ですが、最後あたりの工程で蓋を持ちながら箱に取り付ける作業があり、そこには二人は必要です。私は一人で無理やりやりましたが、オススメしません。

以下は、慣れないDIYに翻弄された私の愚痴です。

コストコでの買い物

コストコのアウトドア用品売場の頭上ぐらいにある棚の上に置いてあった。

頭上に展示してあるせいで、箱の詳細をちゃんと見ようにも見られないので、店員さんを呼んで、二人がかりで下ろしてもらい、中身を確認。

コストコは日本の住居事情を完全無視した巨大すぎるアウトドア用品の数々をディスプレイしているけれど、果たして真面目に売る気があるのか疑問に思う。)

『特に屋外物置として問題なさそうだな』と思いかけたとき、ふと箱の中に転がるマニュアルに目を通すと、"Tools required" (※マニュアルは英語・フランス語・スペイン語) の文字とともに工具の絵が。

あ、なるほどねー!DIY文化の国のStorage Boxだもんね!組み立て工具は必要だよねー!

しかし私は気の利いた工具なぞもってない。

まあそれでも、無ければ無いで良い機会だし、無けりゃ買い揃えればいいかと思い、そのままコストコの巨大製品用の牽引専用カートに重い製品の箱を載せ、製品を運び、レジを済ませ、車まで運ぶ。

おうちに帰ろう

車に詰め込もうと思ったんだけれども、そもそも製品の箱が軽自動車には大きすぎた。

春風たなびく駐車場の中、しょうがなく助手席を倒して、車の左半分箱がブチ抜き状態で車に押入れ、帰路についた。

コストコで巨大なものを買うと帰りがヤバい。 みなさん気をつけましょう。

邪魔なので仮組み

持ち帰っても、巨大な箱を家に入れるのに一苦労。バラすのにも一苦労。

箱から中身をバラしても依然邪魔なので、とりあえず屋外に運んでさっさと箱の形までガムテープで仮組みすることにした。(そのために、また箱の部品を持って外に出るんだけど、重い…。)

手順どおりに、土台の樹脂の板に壁をはめ込み、ネジではなくガムテープで仮止めしてその日の作業は終了!

ゴムハンマー

とりあえず工具がないと何も始まらんということで、Amazon.co.jpで安い電動ドリルセットを購入。

2千円強ぐらいだったかな。

プライム会員パワーですぐに届いたので、組んでみるものの、壁を取り付けたところで

「あれれ〜?壁がなんかボコッとはみ出してる〜??こんなものか??」

と気づく。あきらかに外の日光が壁の下あたりから入り込んでいるので組み立てミス。

ちゃんと壁はハメこまないといけないという教訓を得た。しかし、ちゃんと壁をハメこむにはゴムハンマーが必要だと判明。(手じゃ無理)

ゴムハンマーの到着まで待つのだった…。

(ちなみにゴムハンマーというと、非常に柔らかいイメージがありますが、まったくそんなことはなく、試しに自分を殴るとそれなりに痛いです。)

途中まで組み立て

ゴムハンマーが届いたところで、一度組み立てたネジはすべて取り外し、もう一度底部に壁を挿入するところからゴムハンマーを使って再開。

今度はきちんと壁がボコッとならず、ハマった。最後ゴムハンマーでも押し込めなかったが、自分の体重でやったら入った。(なんでだろう)

そこからどんどん電動ドライバーを使って無理やりネジを樹脂にねじ込んで組み立てていったのだけれども、途中、金具を蓋に取り付けるところで、電動ドライバーの馬力が不足しているのか、ネジが回らないところが出てきてしまったので、一旦中止。

インパクトドライバーとか、お高いドリルドライバーを買うことを考え始める。

お高い電動ドリルドライバーを買う

しばらく経ち、再びコストコへ。BLACK + DECKER のドリルドライバー+工具セットが売られていたので、購入。(¥7,880)

BLACK&DECKER マルチツールコンプリートセット 電動ドライバー 工具セット

BLACK&DECKER マルチツールコンプリートセット 電動ドライバー 工具セット

あらためて作業開始。

前の安ドライバーじゃ通らなかった穴が通る〜! と感動しつつ作業復帰。

馬力が違いますね。馬力が。

そして、とうとう終盤の、蓋の取り付けに取り掛かる…

これで、ようやくこの箱の組み立ても終わりだ。何を入れようかな?ワクワクが止まらないなあ…

しかし… その時、非情な現実に気づく…

箱の壁の左右が逆だ〜!

はい。どうしようもないです。組み立ての一番最初の最初、箱の底部に壁を取り付けるところでミスしていた模様。

箱の壁が左右逆でも、組み立てられるんじゃないの? などと愚考したけれども、愚考に過ぎず、蓋を取り付けるためのもろもろ溝だのが箱の後ろではなく前に来てしまっていて、詰みの状態…。

あー、どうしよー、こんな箱、別に完成しなくてもいいか。騙し騙し使う方法もあるよなー、などどしばらく考えたものの、腹を括り、箱をいったん完全にバラしてから、最初からやり直すことに。あーめんどくさっ!!

ちなみにこの箱、壁を底部に取り付けるときに、壁下部の突起が底部の裏に突き出て、突き出た壁下部の突起を曲げて底部の裏にネジで留め付ける工程があるんだけれども、(下記。マニュアルより引用。)

f:id:knjname:20190505003601p:plain:w400

それを外して壁を引っこ抜くのも、また曲がった壁の突起を再び底部に差し込むのも大変なんですね。まあこんなくだらないミスしなけりゃやらなくていいんですけどね。

そんなこんなで、箱の組み立てを最初から全部やり直し。

やり直し後は、壁の左右があっていたので、無事何も問題なく箱を完成させることができました。

あ〜 長かった

総評

箱の使い勝手は今のところわかりません。いろいろ入る。背の高いものは入らない。場所は取る。

箱は見るからに開けてみたくなる風体をしており、放っておくと近所の子供がいたずらしそうなので、トラブルを考え、さっさと鍵をかけました。

組み上げの難易度については、一度組み上げてしまえば、そう難しい内容でもなかったと思えるんですが、私のようなDIY素人が買ってしまうと、おそらく多少は苦労させられます。

そういえば、ネジ穴が開くべきところが2箇所開いてなかったりしました。そういう製品の粗に遭ってしまうと、もっと苦労するでしょうねえ。

とにかく疲れた 買った工具、どうしようかなー