下記のブログに触発されて、FE-KXF15というパナソニック製の気化式加湿器を分解清掃したのでメモ。
このブログエントリが非常に参考になりました。
以下、私は電子工作何も知らないので間違ったこと書いててもあしからず。
分解のポイント
- 電動ドライバはあったほうがいいです。手動だと心が死にます。
- シロッコファンとモーターの接続部分だけは別だけど、あとは全部同じネジ。細かいネジは存在しません。
- 分解難易度はルンバよりは遥かに面倒くさい。ノートパソコンよりは楽?
- 分解方法のマニュアルや動画はネットには存在しません。
- 機器の電気的な構成として、下記のようになっているようです。
- 電源(目につく限りACアダプタとかは無かったように見える)
- メイン基板(加湿器内部で黒い箱におさまっています)
- パネル部基盤(加湿器上部の操作パネルのところですね)
- モーター1(シロッコファンまわすやつ メインのモーター)
- モーター2 (フィルタまわすやつ 通常清掃でも歯車みたいなのでまわってるやつ あんまり分解には関係なかった)
- 湿度センサー ??(加湿器左側面、真ん中よりやや上のスリットがあるところの奥におさまっています)
- 水位センサー?? (加湿器正面中央の下部)
- ファンを清掃するために、基盤およびその配線を取り外したりする必要が出てきます。
- 分解→簡易清掃→組み立てで、作業時間は4時間ぐらいかかりました。
- 作業中、写真を必ず撮影しましょう。できれば、引いて全体像も撮ったほうがいいです。どう組み立てるのか写真無しではわからなくなります。
- 最終的に加湿器はバラバラになります。
分解
- とりあえず普通の清掃で取り外す給水ケース等は取り外します。
- 給水ボトル(?)を収めるフロントカバーは簡単に取り外せます。
- とりあえず目につく表面についているネジは全て外します。
- 前述の通り、ネジは全て同じなので、分解中は混ぜて管理して構いません。
- 底面にもネジついているが、これについては外す必要があるかは謎…。私は外しました。
- 今後の工程、全部目についたネジは外すのを前提にします。
- 左右のサイドカバーを外します。
- 見た目からして、サイドに切れ目が入ってますが、切れ目通りに外れます。
- ただ、サイドカバーの上部がツメで強固にくっついているので(カバーが上からツメを本体側に入れている)、結構外すのに勇気がいります。私はツメは2箇所壊しました。
- 左右のサイドカバーを外すと、シロッコファンが見えてくると思います。
- 左側のカバー内に湿度センサーがいます
- 右側のカバー内には、コンセントからの電源ケーブルおよび、水位センサー?への配線等が見えると思います。
- 金属製の謎のゴツいパーツ(M2AB24ZB81 - SANKYOのモーターで、加湿フィルタの回転用らしい)は最後まで外す必要はなかったはず。
- プラ内のスリットなどにおさまっている配線を全て外しましょう。(特に湿度センサー)
- パネル部のプラスチックを持ち上げましょう。
- パネル部の基盤と、黒い箱が見えるはずです。
- 黒い箱の中にメイン基板が入っています。
- パネル部基盤も、黒い箱(メイン基板)も全て取り外しましょう。
- メイン基板から線が伸びている先の黒いパーツも取り外しましょう。
- メイン基板に刺さっている端子のうち、赤・黒白緑青の線が生えている端子を抜きましょう。これはシロッコファンのモーターにつながっています。
- 電源からの配線などがくっついていたフロントのカバーを外しましょう。
- ここらへんで加湿器の原型がよくわからなくなると思います。
- 下手すると断線させたりして壊しかねないので気をつけること。
- ここらへんでシロッコファン周辺を分解できるはず。
個人的には左右のサイドカバーを外すのが非常に苦労した。あとは勢いでいけます。最後らへん記憶が曖昧です。
組み立て
記憶が曖昧です。自分が撮った写真見れば組み立てられます。
- まずはともあれ、シロッコファン周辺を組み立てましょう。
- ネジをはめ忘れることが多いので注意。
- シロッコファン周辺を土台の上にのせます。
- プラパネルを組みわせる時は、向きや上下、あとはプラパネル同士、突起と穴があったりするので、そこを合わせるように。
- あとは試行錯誤していてあんまり覚えてないです。基本的には分解とだいたい逆手順だったと思います。
- プラパネルには挿入順序があったりするので、気をつけましょう。
ちなみに私はネジが2個余りました。 → 先程3個目が床から発見されました…。
終わってみての感想
「とにかく面倒くさいが素人にはできないというほどでもなかった」という感じです。
左右のサイドカバーがプラスチックのツメでつながっているのですが、それを外すのに非常に時間を使いました。最後はえいや、ってやって、ツメを台無しにしたわけですが…、どうしようもなかった気がする。
気化式加湿器の汚れはこんな感じ
— (call me #'knjname) (@knjname) 2020年11月3日
ファンは撮れなかった pic.twitter.com/cQtK3yObee
端子、基盤、プラスチックのツメ、本当に嫌になってくる pic.twitter.com/COhmg7QkHD
— (call me #'knjname) (@knjname) 2020年11月3日